正しい(?)SQLオタクの作り方
正しい(?)SQLオタクの作り方。
SQLとは、DBとお話しするための方言付の話し言葉のことです。
新入社員のころ干されていた女のコメントにて、Moaningおやじさまが「正しいオタクの熟成法」という面白い表現をしておられたので、ちょっと使わせていただきます。(笑)
【準備】
SQLオタク作成準備のために、
会計パッケージ
入出荷パッケージ
の2つの構築プロジェクトをどこからかぶん取ってきます。
【仕込】
「準備」と「仕込」との違いはなんだという突っ込みはおいといて、準備で用意したプロジェクトの
DB設計
画面インターフェース
帳票インターフェース
を全て整えておき、DB設計・画面インターフェースに関しては、構築を済ませてデータを登録できるようにしておく。
【SQLオタク作成】
いよいよ、SQLオタク作成開始である。
まず、入出荷パッケージ・会計パッケージ両方共に「伝票・帳票」類がやたらめったら多い。
その「伝票・帳票」を出力するための
データ作成を全てSQLで
まかなうのが望ましい。
なぜなら、データ量が多すぎて、プログラムからするとアプリケーション間通信のオーバーヘッドがやたら多かったり、プログラム自体に非情なまでの負荷がかかってクライアントがやたらめったら重たくなるから。
ちなみに、CAMUSが携わったプロジェクトで200超の伝票・帳票があった…。
しかも、膨大な量のデータを限りなく高速に出力するため、印刷時間の短縮は行えないので
SQLのパフォーマンスアップ作業は不可欠
となる。
具体的なパフォーマンスアップの指令内容はこうだ。注意:当時、SQL Server6.5がターゲットでした
ORやINは使うな 使うぐらいなら一時テーブルを使え
UNIONは使うな 使うぐらいなら一時テーブルを使え
NOTは使うな ド・モルガンの定理などを思い出して逆を考えろ
条件抽出のためだけにJOINを使うな EXISTSを使え
テーブルの走査回数を意識しろ
インデックスを意識しろ
このへんの具体的テクニックは、■DB関連(主にSQL)のジャンルでエントリーされている記事を参考に。(^^;)
こんな感じで2ヶ月ほどかけて200ほどの伝票・帳票用のSQLを
書いていく
書いていく
書いていく
書いていく
書いていく
ひ・た・す・ら、書いていく
と、イヤでもSQLオタクの完成だ。
さあ、君も、コレでSQLオタクになれるぞ!
ってもうこんな仕事、二度とやりたくないわー!!(爆)