歯の治療をするも一苦労

ある日、会社の後輩達と共に昼食を取っていたときのことである。
ラーメンの具を食べていると、がりっ!という音と共に、歯に激痛が走った。
はじめ、私は「砂でも入っていたのかな?」とあまり気に留めなかった。(気に留めろよ(笑))
そのうち、痛みが消えたからである。

ところが、食事時にその「がりっ」といった歯で物をかむと、激痛が走るではないか。
食事が済むころには痛みが引くのであるが、毎度毎度、食事の度に激痛が走るのではたまったものではない。
しかも、そのうち、その歯の根元が腫れてくるようになってきた。

こんな経緯があり、歯医者に通うことにした。

歯医者に行くと、久しぶりに来たということで、まず、歯の全体の写真をとることに。
その後、歯の状態を見てもらうと、

縦に割れてしまっていますね。

とのこと。
奥から2番目の歯の外側がぐらぐらしており、どうも、歯の中央に向けて亀裂が入っているらしい。
そしてその根元部分が多少溶けている様で、膿がたまっているとのコト。

そりゃ腫れるわ。
つーか、

これで、よく我慢していましたね。

なんて言われてしまったし。(爆)
なぜか、医者にこのセリフをよく言われるCAMUSであるが、本人、そんなに我慢しているつもりはない。(汗)

ともかく、抜歯は必死とのことだが、CAMUSの場合、持病の絡みもあるので、出血に関しては、非常に慎重である必要がある。
そのため、内科などの設備がしっかり整っている大学病院に行ってくださいといわれてしまった。

それまで、その歯で物をかまずに済むよう、歯の上の部分を削ってもらって、膿も出してもらって、その歯の処置はそれでおしまいであった。

後日、自宅から1時間弱かかる大学病院に行ってみた。
以前、休職中に親知らずをこの大学病院で抜いたことがあるため、幸いカルテが残っており、診察までの時間は比較的スムーズであった。

スムーズでなくなったのは、診察が始まってから。
まずでてきたのは、いかにも生真面目そうで、かつ経験なさそうな男性の医者。
大学病院なので、経験なさそうな人がつくのは仕方のないことだ。

その医者に、まず問診を受ける。
こちらは聞かれることはもう慣れてわかっているので、淡々と話すだけ。
薬については名前をメモってきたので、それを見せるだけ。
だが、医者は問診も余りなれていないようで、なぜか喘息のことを重点的に聞きまくる。
喘息の発作は9月を最後にすっかり落ち着き、今では薬も飲んでいないのに、やけに何度も訊ねてくる。
喘息のが痛み止めなどに影響があるらしいのは聞いたことがあるが、薬を止めても影響あるの?それとも、喘息自身が影響あるの?

その後、他の場所に呼ばれて、しばらく席をはずされたが、戻ってくるまで20分ぐらいかかった。待たせすぎ。(怒)

やっと帰って来て、レントゲン写真を元に、再度診察。
ここで、抜歯は確定。

もう一度、ベテランの先生を連れてこられて再度再度診察。
このベテランの先生には以前、親知らずを抜いてもらったときにお世話になった先生で、場数はかなり踏んでおられ、手際もかなりよい。

 ・今痛くないのであれば、そう急ぐ必要もないが、抜歯は確実
 ・手堅く手を打つほうが安心できるので、週はじめに入院して抜歯するのがよい
 ・予め、血液内科の先生には相談するほうがよいので、手紙を書く


こういう要点を仰って、手紙の指示をはじめに来た医者に指示して行かれた。

すると、医者は手紙を1通書くのに20分もかかっているではないか。(ォィ)
しかも、

喘息の先生にもお手紙を書きます

とか言い始める始末。もう20分待つのか?!(涙)

なんだか、診察時間としては1時間半ほど経過しているのですが、実質、15分程度でしたがな。
なんという手際の悪さ。
これなら、待合室で待たされたほうがナンボもマシですよ。(涙)

こんな感じで、散々だった大学病院の診察は何とか終了したものの、

入院して抜歯とはなんとも大げさ

なことが、確定しようとしています。
血液の病気をすると、歯の治療をするのもナカナカ厄介ですね…。

さて、いつ抜こうかしらね…。(sigh)