誉めてもらうということは、これからもっとがんばれということ
ある日、IT業界系のとある賞を受けた若い連中が、来年もその賞を受けるにはどうしたらいいかがわからないらしい、と旦那が愚痴っていた。
その賞が取れたときのがんばりを継続し、さらにそれ以上を目指したうえ、
がんばっている自分をアピールすればいい
ということがわからないのか、というようなことを旦那はぼやいていた。
そのボヤキを聞いて、今だ!と言わんばかりに私が言った。
私、がんばりたくないからその賞いらないんだよね
その言葉を聞いたら、旦那は憑き物が落ちたような顔をした。(^^;)
実は、以前、旦那からその賞を受けないかと何度か誘われたことがある。
私が色よい返事をせず、ただ単にいやだとしか伝えていなかったので、旦那はあまり納得してくれていなかったようである。
この私の言葉を聞いて、ようやく納得してくれたらしい。
私は今、IT業界ではがんばりたくない。
私ががんばりたいのは、自分の体を治すこと。
自分の体を休めるために、いかに家事を手抜きし、子供の面倒を見ずに過ごすかということ。
がんばらないことをがんばるなんて変な話だが、そういう方法しか取れない、不器用な自分がなんとも情けない…。
とりあえず、がんばらずに済むよう、誉めてもらえないように生活を続けるのが、今の私の目指すところかな。と。
ゆっくりいこう、ゆっくり。