保育園で、思わぬ賛同が出た発言
ある日、保育園に子供を迎えに行ったときのことです。
なんだか、その日の子供はぐずぐず甘えんぼモードで、
○○ちゃんが△△もってたから、私も買ってちょうだい
とか平気で口走っていました。
はじめは
△△でどうやって遊ぶの?
△△はどこに片付けるの?
と訊ねて、本当に欲しいのかどうかを試してみたのですが、
子供はロクに答えもせず、ただただ買って買ってというばかり。
あんまりしつこく言って来るので、ついつい
そんなにほしいんやったら、自分で働いて銭稼いで買わんかい
と、しかりつけてしまいました。
ええ、もう、4歳の子供に言うセリフじゃあないっていうのはわかっていたんです。
でも、「買う」という行動を、エラくかるーく考えている子供に
プチっときてしまったんですよ。(汗)
すると、どーでしょ。
同じ時間にお迎えに来ていたほかのママさんたちから
そうだそうだー!
と声がかかりましたぞ。(笑)
お金手に入れるの大変なんだぞー!
働かざるもの食うべからずだぞー!
お金が沸いて出てくると思ってんじゃないぞー!
なんだかいろいろ声が出てきます。(笑)
皆、相当たまっているものがあったようですヨ。
言い方は悪かったとは思うものの、
・「買う」という行動には「お金」が必要だということ
・「お金」を手に入れるには、労働が必要だということ
・「お金」を手に入れられるような労働をするには、
いろんなこと勉強(頭脳でも体でも)しておかないといけないこと
は、すごく小さいころからでも、教えていかなきゃならないことの一つだと思うのです。
大きくなってから教えても遅いと思います。
「金銭感覚」は小さいころからこつこつと育て、
育てた年月が長ければ長いほどよく研ぎ澄まされるものなのだと思っています。
体はって、こうやってこういうときに使うもんなんだよ、とこつこつと教えていく。
その行動が将来の子供を、子供自身が助けられるようになる為の知恵になってくれれば
と思います。