手術中に言われた聞きたくなかった言葉と…(痛いの苦手な人はスルーすること)

chibisaruさまの手術中に言われた気になる言葉に関連して…。(^^;)
以前、痛みの数値という記事で、人生で痛かったものベスト3の発表をしているCAMUSですが、
その第1位か2位に君臨すると思われる痛みがあったときのお話です。

高校1年の夏休みも終わるか…というころのことです。
クラブ活動中から激しい腹痛に襲われ、いったん帰宅してからも治まらなかったことがありました。
家には誰もいなかったのですが、母親から電話があったので「おなか痛い…」というと、
「タクシーでも何でも使っていいから病院いっといで!」と、近くの総合病院に行きました。

すると、診断は「盲腸…かなぁ?」ということで、
「かなぁ」つきではあるもののとりあえず入院。
そして、翌日手術でした。

元々、慢性盲腸の気があるといわれていたので、いつかは手術…というのはわかっていたことです。
ですので、そう大して驚きはしませんでした。

そして、いざ手術。
麻酔をして、効きを確かめ、
「10分ぐらいで終わるから」
という執刀医の言葉に、ビミョーにツマンナイなーなんて余裕かましてたら、

…10分で終わりませんでした。
執刀医の一言。

 「これ、ちゃうなぁ…」

    Σ(--;) …ちゃう? ちゃうってなにが???

すると、補助の人も

 「ああ、ちゃいますねぇ…」

    Σ(-д-;) …ちゃいますぅ? なにがぁぁ???

「ちょっと時間かかるけど、ごめんなぁ…
 あ、盲腸は慢性盲腸やったからついでに取っとくし。」
そういいながら、執刀医は手術を続けました。

私の身体に何が起こっていたか。
どうやら、chibisaruさま、ご指摘の
(女性の場合、盲腸と同じような場所に卵巣があるので、虫垂炎ではないこともあるそうです)
ばっちり、これに相当していたようなんです。

さて、盲腸用に1時間程度の麻酔をしていたんだそうですが、
その1時間が経とうとしたころ、
じわじわとやってきましたよ、痛みが。

そして、ようやく、手術も終わろうという感じにもなってきました。
「おなかのなか、掃除しますからね」
そう執刀医が言うと、

おなかの中をぐりぐりされる感触と共に激痛がぁ!!

そんな痛みは今まで感じたこともなかったですがなっ!
あわてて鎮痛剤を投与する看護士さんたち。
あまりの激痛に、鎮痛剤が効いたころ、ぐったりするCAMUS。

そして、ぐったりしたまま、ようやく縫合。
オペ成功。

折角、執刀医が
「切った盲腸見る?」
と申し出てくれたのに、それにまともに答えることすらできずに、手術室をあとにしました…。

術後の経過はヒジョーに順調だったのですが、
あのおなかのなかをぐりぐりされる痛みと、
「これ、ちゃうなぁ…」の言葉だけは、今も忘れられません。