静電気のとある実験 −危険なことをしたがるお年頃−
このエントリでは、ヒジョーに危険な実験をしています。
よい子は絶対まねしちゃいけませんよ!
静電気の実験は冬でしょうというエントリでは、
静電気の実験は、この時期まで待ってやるべきだと思うのですが、残念ながら夏にやるようにという規定があって、真に受けて「こうなるはずなんだよ」といっていたりしそうな気配です。
とおっしゃってます。
冬じゃなくても、コンピュータルームなどでは、湿度が常に低いので、簡単に危険な静電気の実験ができます。
私の通っていた大学のある研究室は、たいそうたくさんのコンピュータがおいてありました。
この研究室も例外なく、たいそう低い湿度を保っていました。
そして、コロの付いたいすもたくさんありました。
そのいすの中には、通称「電気椅子」と呼称される種類のいすがいくつかありました。
この電気椅子と呼ばれるもの。
座って立ち上がるときに、注意して放電しながらでないと、限りなく100%に近い確率でばちっといき、痛い目にあうのです。
そのばちっの音の正体はもちろん静電気。
で、その静電気で遊ばないものはもちろんいないわけで。(笑)
だって、わしら、理系だもん。(^^;)
中でもチャレンジャーな後輩は、電気椅子に座り、ぐりぐりと摩擦を起こして静電気をかなりためることができるということを実験していた。
ドライバーを手に持って、いすに座ってぐりぐり。
そして、ドライバーの先をどこかの金属に向けてスーッと近づけると、ちっこい稲妻がバシッと走るのである。
これがとても美しい。
その稲妻が見たくて、またやる。繰り返しやる。(バカですw)
そのうち、稲妻だけでは飽き足らなくなり、ほかに応用できないかと、いろいろと画策する。
とりあえず、目に付いたのはカセットコンロ。
静電気はプラグ代わりにならないか?なるよな?
そんなわけで、
静電気でカセットコンロに火をつける
という冒険に。
いつものとおり、ドライバーを手に持ち、電気椅子で静電気をためる。
静電気がたまったところで、カセットコンロのガスのみを出す。
そして…
ゆっくりと…
ドライバーの先を…
コンロに近づけ…
青い稲妻が走った瞬間、
ぼん!!!!
大きな炎が一瞬上がる!
…
……
………
うぉぉ。怖ぇぇ…。(>_<)
何をやってるんでしょうか。
あわや火事って感じでしたよ。
しかも、室内でやってるし。(爆)
ってな感じで、静電気のたまりやすい状況だから、実験がしやすいからってやってみると、ホントは怖いことになる可能性があるんだってお話ですた。
…楽しかったことは楽しかったんだけどね。(爆)
このエントリでは、ヒジョーに危険な実験をしています。
よい子は絶対まねしちゃいけませんよ!