見えてる色ってみんな一緒? → みんな違うのよ。

自分が認識している「赤」と他人の認識している「赤」は違います。

光の刺激を受け取る部分ってーのが生き物の目には備わっていて、大きく分けて
・明るさを感じる部分
・色を感じる部分
の2つがあります。

その「部分」というのは、「明るさを感じる細胞の集まり」と「色を感じる細胞の集まり」なんです。

基本的に、色を感じる細胞…例えばA細胞は、#FF00AA という色が来たら、反応するとします。
しかし、それ以外の色では反応しません。
似た色だったら反応することはありますが、ビンゴの色ほどじゃーないです。

しかし、A細胞君が何らかの影響で#FF00AAという色に反応しなくなった場合、A細胞君の近くにいたB細胞君(#FF10AAあたりに反応するとします)が反応してしまったとすると、B細胞君の反応により、#FF00AAという色がきているにもかかわらず、#FF10AAと認識されてしまうことがあったりするんです。
また、A細胞君が#FF00AAだけを認識するのがお仕事のはずなのに、#FF00AAにも反応するし、#0000FFを認識してしまうという障害が発生することもありえます。
すると、#FF00AAと#0000FFとが「同じ色」に見えることもあるんです。

人間全員が同じ細胞を持っているのであれば、「自分が見ている色は他人が見ても一緒」にはなりますが、人間一人一人、顔かたちが違うように、この細胞も反応の仕方が違います。

ですから、「自分が見えているこの色は、他人にとってどういう色に見えているのかは分からない」というのが正解だと思います。

難しい話になっちゃった…。ごめんなさいね。
参考文献その1
参考文献その2