指先がない!〜part II〜

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CAMUSもこういう指の切りかたしたことがあります。
帰宅後、かなり頭がぼうっとしていながら肉じゃがを作ろうと包丁仕事をしていたときのことだったと思います。

気が付いたら、まな板が真っ赤になっていました。
そして、左の親指からばたばたと血が落ちています。
えーなんじゃこりゃ?と思いながら(悠長な…)、親指の根元をとりあえずゴムでぎゅうぎゅう縛りながら、水を流して傷口を洗い流します。

ふときがつくと、親指の形が何かおかしいのです。
切り落としたかのごとく、一部がない…。
いや、文字通り切り落としていました。(焦)

慌ててまな板の上を探すと、糸こんにゃくの間から指のかけらと思われるものを発見。
爪の一部分がくっついていたので、そこで爪ごと切ってしまったのだと確認。
すぐさま洗って、切り落とされた部分にくっつけます。

止血のためにぎゅうぎゅう縛っていたゴムが痛くなってきたので、ゴムをはずしてタオルで縛ることに。
ついでにそのタオルで親指ごとくるんで血を吸い取りながら先っちょを固定します。

とりあえず、白血病を患っていることもあったので、感染症が心配です。
血液内科でいつも見てもらっている順天堂浦安病院の救急に電話をし、診てもらえるように約束を取り付けます。
そしてタクシーを呼び、旦那に電話をして夕食は済ませてくれるよう頼み、おなかをすかせている子供用に翌朝食べさせる予定のメロンパンをカバンに突っ込み、タクシーに乗り込んだのでありました。

病院に着くやいなや、おなかをすかせた子供にメロンパンを食べさせて愚図り防止に入ります。
幸いなことに、すぐに先生に診て貰えました。
電話をした甲斐があったというものです。

ゆっくりとぎゅうぎゅう縛り付けていたタオルをはずしてみると、なんとか血は止まっている様子。
おまけに、切り取ってしまった指の先っちょはくっついている模様。
おお、人体ってすごい!こんなにすぐにくっつくものなんですね。(笑)
先生曰く

止血するにも、ばい菌の侵入を防ぐにも、これが一番いい蓋だ

とのこと。
イヤ、センセ、って…。元々私の指だったんですから。(^^;)

結局のところ、消毒と包帯だけしてもらい、持病のこともあるので毎日消毒してもらうよう近くの整形外科か外科に通うよう言われ、その日は終わったのでした。

後日から、会社の近くの整形外科に通い、消毒してもらうことになったのですが、案外としっかりくっついているようで、治りも早く、割と短期間で消毒のための整形外科巡礼期間は完了しました。
治ってもしばらくの間は神経が通っていないかのような感覚でしたが、今では、だいぶ神経も元に戻り、切った痕もあまりわからない程度までになっています。

えーっと…。皆様。くれぐれも、包丁を持っているときはぼーっとしないようにしましょう。
そういえば、私、

糸こんにゃく切っていたときに指先ちょん切ったんでしょうか。(恥)

フツー糸こんにゃく切ってて指切らんよね…。orz

ちなみに肉じゃがはどうなったの?というと、↑こんな件があったため糸こんにゃくを使う気がなくなってしまったので、カレーに化けましたの巻。(汗)