システムは良質な妄想から生まれかわることが出来る…と思う
以前、CAMUSのBlog1周年記念の記事のコメントにて、itproさまに
妄想癖はSE/PGには必要なスキルだと思います。(笑)
なんてコメントを差し上げたら、itproさまが妄想スキルを磨けなんてアーティクルをあげておられました。(笑)
コレはぜひ反応せねばなりません。(違)
先にご紹介したアーティクルにて、itproさま曰く
SEというお仕事は、想像力が物を言います。
システムを組む前にある程度の概要を頭に描いたり
する必要がありますし、どうやったら便利で新しい
仕組みが作れるのかを考えることもあります。そういう時は、頭のやわらかさが大事だと思うんですよね。
しかも、誰もが考えつくような「想像」の範疇に収まらない
「妄想」という普通でない考え方ができるというのも
とても大事だと思うんです。
とのこと。
まったく、そのとおりだとCAMUSも思います。
SEという職業には、当然技術知識も必要ですが、2パターンの想像力が必要だと思います。
一つ目は、構築するシステムがどういうパターンで使われるかをありとあらゆる角度から見つめることのできる想像力。
この想像力は、頑強なシステムを作るために必要不可欠なスキルです。
システムを構築する際に行われる各種テスト時には、特にこのスキルが必要になるはずです。
この想像力を養うためには、幅広い技術知識を得ること、そして、システムを使う人たちのシステム利用スキルを見極めること、そして経験をつむことが重要かなと思います。
二つ目は、システムそのものを作るための想像力。
セオリーどおりに作られたシステムをさらに効率よく使い勝手よくする…という際には、「常識の壁」というヤツを崩さなくてはならないときがあります。
そのときに白羽の矢が立てられるのが、「突飛な想像力」…すなわち、「妄想の産物」であったりします。(^^;)
いろいろな妄想を…とりわけ、とっぴな妄想や奇天烈な妄想をするためには、まず妄想をするための「道具」が必要です。
「道具」というのは、「情報の引き出しを多く持っておく」という言い方でもいいと思います。
そして、その引き出しを思いもよらないところ…まさか関係もないであろう場面で開き、関係もないと思われる事象とのあらゆる角度からの融合を試みるわけです。
その融合がエレガントに進むと、すばらしい発想に生まれ変わることがあります。
その発想が生まれる瞬間が、まるでさなぎが美しい蝶に生まれ変わる瞬間のごとき感動を覚えるのです。
またこれ、非常にエクスタシーを感じるわけなんですよ、奥さん。(違)
もし融合がかなわなくても…いや、融合がかなわないことも多いのではあるが、また別の引き出しを開け、さらに融合を試み、エクスタシーを求める…ってなんだか違う方向に話を進めてしまいました…。orz
完成されたシステムはそれ以上の発展を見せることなく、よりよいインターフェースやよりよいレスポンスを望めない可能性があります。
がちがちに組まれていて、発展をさせる隙がない場合が多いのです。
そこに、妄想から生まれた突拍子のないエッセンスが加えられると…どうなるか。
その結果、プロジェクトXのようなドラマが待っているコトだってあるのです。
想像するに非常に楽しいではありませんか。
さあ、SE/PG諸君。
楽しい妄想を繰り広げ、よりよいシステムを作り上げようではありませんか♪
え?「情報の引き出しを沢山作るにはどうしたらいいか」ですか?
うーん、人生ギャンブルということで、いろいろやってみるといいと思います。(爆)
…ぜんぜん参考にならないや…orz